薬と健康の豆知識

09 副作用はどうして起きるのですか

薬は本来、われわれの生活にとっては“異物”です。これを有効に、しかも安全面に十分注意して上手に利用しているだけです。

薬を利用するまでには長い年月と費用をかけて有効性と安全性がチェックされます。いくら有効な物質であっても、安全性が確保されない場合は医薬品とはなりません。さらに有効かつ安全に用いるための使用量、使用方法の検討が行われます。そして正しく使用すれば有効であり、安全であると判断されるもののみが医薬品となります。

したがって使用方法を間違えるとか、使用量が適正でない場合などには有害作用、いわゆる副作用が現れることがあります。またわずかではありますが、安全性に十分注意しながら使用しているにもかかわらず、副作用が現れる場合もあります。とくにアレルギー反応による発疹や発熱などは代表的な例です。

このような副作用は個人差が大きく影響します。年齢、体質、性別、人種差、病気の種類など様々な要因が関係します。

薬の副作用をより少なくするためには、まず、薬を正しく使用することです。一般薬であれば、添付されている使用上の注意をよく読んで、理解したうえで用いることが大切です。また病院より処方された薬は、薬袋に書かれている指示どおりに使用してください。

少しでも疑問な点があるときは遠慮なく薬剤師におたずねください。また過去に何らかの副作用の現れたことのある薬がありましたら、受診されたときに医師に伝えるようにしましょう。他病院や他科に受診して別の薬を使用している場合や、一般薬を使用している場合なども必ず、医師に伝えてください。

副作用と思われる症状:発疹、発熱、吐き気、下痢、めまい、けいれんなどが現れた場合には、その症状の程度と、使用されている薬によって対処の仕方が異なりますが、まず担当医師、薬剤師に連絡し指示を受けてください。


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